パスポート/ビザ

2009年02月10日

在外日本大使館でパスポート新規・切り替え・増補

 旅の途中でパスポートの期限が残り少なくなった場合、在外日本大使館で新規発行、増補を受けることができます。現在バーコード仕様のパスポートを使って いる人が、ICパスポートに切り替えることもできるようです。ちなみに日本国内での10年パスポート発給は16000円、ページ増補は2500円ですが、 闇レートが存在する国では、実勢と公定レートの差により、格安で手続きできます(闇レートに関して書いた記事参照)。
 「ミャンマー のヤンゴンで、2007年3月頃 『10年パスポート+増補』の同時申請で970チャット(約95円)だった」という話を人づてに聞きました。バンコクあたりからなら、航空券代をかけて 行っても元がとれる計算です。まあ、自転車乗りにはあまり関係ない気もしますが。

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2008年01月27日

オーストラリアのビザ(ETAS)

 10年以上前にオーストラリアに行った時は、都内の大使館にビザを申請しに行った記憶がありますが、今はシールタイプのビザでなく、電子ビザ(eVisa)が一般的です。つまりネットで手続きできるわけです。オーストラリア大使館のホームページに詳しく載っています。
 ETAS(電子入国認可システム)というキーワードで検索すれば、申請代行業者がたくさん出てきます。費用はだいたい1000円くらいです。許可日から1年又はパスポートの有効期限のどちらか短い方まで有効で、期限内であれば何度でも入国可能です。オーストラリアに行く時はビザを用意するのを忘れないようにしましょう。


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2007年01月24日

自由旅行できない国を走るには

Turkmenistan自由旅行が認められていない国に入りたければ、インビテーション(招待状)を得るか、ツアーに参加する必要がある。
インビテーションというのは現地の個人や団体からの招待状であり、本来は現地に知人がいないと入手は難しいのだが、旅行代理店に依頼して取得できることもある。
インビテーションがあればビザの申請ができるという仕組みだ。
日本の旅行代理店でインビテーションのみ取得しておき、第3国でビザを発給してもらうという方法もある。

インビテーションの取得が難しければツアーに参加するしかない。
とはいっても自転車旅行だから代理店に頼んで特別にツアーを組んでもらうことになる。
2004年夏に私がトルクメニスタンを走った時は参加者1名の自転車ツアーを日本の旅行代理店で組んでもらい、代金の払い込みを日本で済ませて、ウズベキスタンとの陸路国境で待ち合わせて現地ガイドと合流した。
ドライバー兼ガイドが常に自動車で伴走し、自由な行動は無理だった。
ちなみに、実際の旅行手配は現地の代理店がやるので現地と直接やりとりしたほうが安そうだが、信頼できる代理店を探すのは大変だ。

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2007年01月22日

ビザの取り方

日本のパスポートは世界最強といってよく、日本人がビザなしで入国できる国はじつに多いが、いまだにビザが必要な国もある。
日本でビザを取得していけば安心だが、第3国あるいは国境で取得することもある。
ビザをどこで取るかによって対応が変わるので3通りに分けて述べる。

◇日本で取得する場合(観光ビザ、商用ビザ)
個人または旅行代理店経由で在日大使館に申請することになる。
旅行代理店に頼むと手数料がかかるので、個人で申請した方が安上がりだ。
申請方法は各国大使館のホームページを参照するとよい。
大使館は大都市にしかないから、直接行けない人は郵送で申請するしかない。
日本でビザを取得するメリットは、何といっても事前に安心して計画を立てられるということ。
ただし、あらかじめ入国日や滞在時期が決まってしまう場合には、スケジュール変更が利かないというデメリットがある。
また、日本で取得する場合、申請費用は概して高い。

◇第3国で取得する場合(観光ビザ、トランジットビザ)
 あらかじめ日本でビザを取得しなくても、第3国にある大使館でビザを取ることができる。取得のための条件は日本より甘いことも厳しいこともある。申請費用は日本で取るより安いことが多い。とくに日本と国交がない国は日本国内に大使館を持たないので、第3国(または国境)でビザを取るしかない。途上国ではコピーやスピード写真がないこともあるので日本からパスポートのコピーや写真を多めに持参しておくとよい。

◇国境で取得する場合(観光ビザ、トランジットビザ)
陸路国境で即時にビザを取るのがいちばん楽だが、そのような国境は少ない。
トランジットビザは取得条件が甘く(値段も安い)、国境では観光ビザは発給せずトランジットビザのみ発給という場合がある。
国境を挟む両国の政治関係を反映して、発給が急に止まったり再開したりすることがある。状況は流動的で、ネットで情報収集してもよく分からないことが多い。
国境でのビザ発給はあくまで「サービス」と考え、あまり当てにすべきでない。
「国境でビザを取れなくて首都に逆戻り、その間にこの国のビザが切れそう」なんてことにならないように注意しよう。
自転車だと中心部へ戻るのが大変だ。
なお、国境でビザを発給するというスタイルは途上国ではワイロの温床となりやすい。

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2007年01月20日

ビザの種類

◇観光ビザ(Tourist Visa)
旅行者にはもっとも身近なビザ。自転車旅行は「観光」に分類されるから本来はみんな観光ビザをとるはず。
しかし、自転車旅行は時間がかかるので、通常の観光ビザの滞在期間では不十分なことがある。
なお、国境が入り組んでいて出入国を繰り返す場合には、複数回入国可能なマルチプルビザ(Multiple Visa)が便利だ。

◇トランジットビザ(Transit Visa)
第3国に抜けるためにその国を通過する人に対して発給されるビザのこと。
観光ビザより安い。滞在期間は短い。
バスや電車を使ってその国を通過することを前提にしているから、サイクリストにとっては期間が短すぎることが多い。
でもトランジットビザで通過しなければならない局面は時々あり、尻に火がつくことになる。

◇商用ビザ(Business Visa)
観光ビザに比べて滞在可能期間が長く、入国できる回数も多かったりする。
その分、取得するのは面倒で、旅行代理店に頼むことになる。
自転車旅行の格好をして国境で「ビジネスだ」といってすんなり通過させてもらえるかはあなた次第。

◇学生ビザ(Student Visa)
現在留学中の人や、これから留学するけどその前にサイクリングするという人以外には関係なし。
1年滞在できたりするから実は最強のビザかもしれない。

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2007年01月19日

ビザとは

35ff78f4.jpg日本を走りまくったサイクリスト(チャリダー)が海外デビューするにあたって苦労するのがこれ。
偏見かもしれないが、チャリダーは海外旅行経験が乏しい人が多い。
ビザとは外国へ入国するための許可証と考えればよい。
これは基本的には相手国との相互協定に基づくので、例えば日本が中国人の日本への入国を厳しく制限すれば、日本人の中国への入国も制限されることになる。
「制限」とは具体的にいうと、それまでビザ不要だったのにビザ必要にしたり、ビザの取得条件をさらに厳しくしたりすることだ。
渡航先と日本との関係が悪化していればビザ取得条件は厳しくなるし、関係が改善すればビザ取得は簡単になる。
ただし日本は特定の国に対して敵対的態度をとることが少ないので、日本のパスポートを持っていればビザ免除で入れる国が多い。
ちなみにアメリカ人がイランのビザを取るのはメチャクチャ大変らしい。

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2007年01月18日

パスポート

e27e7820.jpgこれがなきゃ始まらない。
世界中の人々が羨ましがる日本のパスポート。
5年有効と10年有効の2種類がある。
2006年3月20日から偽造旅券対策としてIC旅券が導入された。
アメリカへ渡航する場合はIC旅券でないとビザが必要だ。
まだ有効期間が残っている人も早めにIC旅券に切り替えるとよいかもしれない。
なお、長旅をしているとパスポートのページを使い切ってしまうことがあるが、ビザを貼る(押す)ページがなければビザは発給されないので注意しよう。
海外旅行中にパスポートのページがいっぱいになってしまった場合は増補を受けられるが、海外では増補可能な日本大使館は限られている。

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